とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

びっくりした

予約していた雑誌2冊を図書館から借りてきたのは、土曜日のこと。
その日の夜、開いてびっくり。

その二冊とは、
an・an (アン・アン) 2015/05/13号 [雑誌] と 季刊 のぼろ vol.3
だったのだが、
あまりにも違いすぎる二冊に、笑いが出る始末。

いや、an・anに関しては、不安はあったのだけど。
「人生を変える本」っていうのには、
やっぱり興味がわくではないか。
しかし、不安的中。やっぱり私の範疇ではなかった。
気になった又吉氏の選んだ本も、
an・an読者を考えての選書だったのかもしれないな。

○○○な時の本みたいなくくりが、
いかにもな…恋愛ものもいいが、
そればっかりじゃ胸焼けする。
何より、私が口あんぐりだったのは、
「不倫しているあなたへ」とかいう
何ですか?それ…と思うくくり。

こういう雑誌やファッション雑誌は、
若い時から苦手だったのだが、
なんか、若い時って、そんなこと考えてたっけか?
と思わないでもない。
失恋して傷ついた心を、本で癒すということは、
私には到底できなかっただろう。
だいたい私は、精神状態が不安定な時には、
小説読んだって、文章を追うにも目が滑るんだもの。

まぁ、この号読んで、為になるわぁと思ったのは、
林真理子氏の文章。
若い頃読んだ『星影のステラ』を思い出した。
流行ってなんだ?個性ってなんだ?とか、
おしゃれって、なんぞや?
そういうことを考えるきっかけになった小説。
磨くべきは、中味!私はそう考える。