とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

夕日を眺める

本日は、下の子が一人旅中。明日には戻ってくる予定。

昼間は知人に会いに行った娘だが、出かけるとかなり疲れるようで、

夕方ソファに横になっていた。

そこへ、小腹の空いたS氏が「何かないかなぁ~」と居間に登場。

バナナを向くその顔に、夕日が当って、

真っ赤なお猿さんの様。

 

S氏、娘、私の三人で、天拝山に落ちてゆく夕日をしばらく眺めた。

 

「今日は、なんでか涙が出る」娘が言う。

泣きたかったら、泣いていいんだよ。

 

三人で夕日が落ちてしまうまで眺めていた。

時間がゆっくりと過ぎてゆく。

不安なことがある中で、幸せを感じる時間はいっぱいある。