とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

オリンピック

暑い日が続いているけれど、今日は立秋

残暑・・・というには、暑すぎる。

しかし、朝起きて、ベランダから見た空は、

心なしか、真夏の空とは違うようにも見える。

今日も一日暑そうだけれど、

昨日の夕方雨が降ったからか、ちょっと涼しい。

昼間は暑くなるだろうけれども。

 

 

あー、『葬送』に没頭する8月のはずなのに、

ついつい、TVチャンネルをあちこちザッピング。

 

NHKの男子体操予選を見てしまった。

リオの体操の会場、色合いが、バンクーバーの時の

フィギュアスケートの会場に似てるなぁとか思いながら。

 

フジで、メダリストさんたちがキャスターやっている中に、

フィギュアスケーターの髙橋君がいるのが、なんか不思議だ。

フジは男子個人総合も放送するようだから、

その時は、髙橋君の言葉が面白いかもしれない。

 

スポーツの祭典ではあるが、それぞれの種目、

随分と違いがあるなぁと思う。

レスリングや柔道のように、相手がいて、取っ組み合って、

まさに「戦っている」感が強いもの。

1対1、もしくは2対2で、

相手はいるけど、「戦い」っていうのとは、

ちょっと違うように思うテニスとか、卓球とか。

アーチェリーとか、体操とか、シンクロのように

自分の実力を、その一瞬、出すことができるか、

みたいな、自分との勝負みたいな競技とか。

あと、個が集結したチームプレイが醍醐味の競技とか。

 

昔は、チームプレイの競技って、好きだったけれど、

最近は、個の競技が好きだ。

その一瞬、力を発揮できるかどうか、全部自分で背負って、

自分がやったことがそのまま結果となる競技。

やり直しの効かない、一回の演技にかけるというか…

自分に向き合う姿勢みたいなものが出て、面白いと思う。

髙橋君がやっていたフィギュアスケートのシングルは、

体操の個人総合と、同類の競技だと思うので、

競技への理解度は、すごく深いのでは、と思うのだ。

 

男子体操は見るとして…

オリンピック競技を全部追っかけていたら、

大変時間を費やすので、ほどほどにしたい。

でも、卓球とテニスは見るかもしれない。

体操のような採点競技とは違って、

一対一の球技は、相手がいるものなので、

技術面や精神面だけでなく、相手への反応というか、

とっさの判断とか、時には運とか、

そういうものを見ることができる競技で、

ときどき、え?!そんなことができるの?!

という瞬間に出会えるかもしれないという期待がある。

こちらは、試合時間が長いので、

本当にめっちゃ時間をとられてしまう。

その観たい一瞬を見逃さないように見たいとも思うけど、

面白い試合になるかどうかはわからないし、

どの試合でもスーパープレイが飛び出すわけでもない。

また、スーパープレイは出なくても、とても面白い試合もあるし。

 

スポーツ観戦は、その試合の中に垣間見える、

選手の人となりや、ドラマを楽しめる。

読書とはまた違った楽しみである。

そこに、作り込みや、やり直しはなく、完璧なライブだから、

ついつい、はまり込んでみてしまうのかもしれない。

昨日、内村選手が鉄棒から落ちた時に、そう思った。

睡眠不足になると、暑さに対応できなくなるので、

たいがいにしておこうとは思っている。

体操と、卓球とテニス、マラソン、アーチェリー・・・

おやおや、ずいぶん見たいものがあるな。

 

あと、この時期は、広島、長崎に思いを寄せる時期でもあり、

71年たった今でも、何かしら、新しい証言などが

放送されたりするから、タイムシフトで探して観ている。

これも、あちこちすっ飛ばしながら見るわけにはいかない番組なので、

結局、テレビの前から離れないってことになる。

 

いかんいかん、夜は読書をしたいのに。

これでは睡眠不足になって、この夏の暑さに対応できなくなる。

タイムシフト様の力をかりて、うまい観戦ができますように。

今日は昨日の分も本を読みたい。