オリンピックTV観戦して思うこと
旦那の実家に帰省中、
義父が卓球を楽しんでいるのも手伝って、
みんなで男子の卓球3位決定戦を観戦。
3位決定戦は、卓球にそんなに興味を持っていない人にも
その面白さが存分に伝わった試合だったと、
卓球をしない、単なる観戦者の私は思った。
水谷選手は、TVで見かけるようになって、
もうずいぶん久しいような気がする。
だけれど、やっぱり、華やかさや、かわいさで
女子はTVなどでもかなり取り上げられるものの、
男子はどうも、扱いが…と思わないでもない。
そうそう、10年位前の、フィギュアスケート
男子シングルのような扱い。
でも、今回の銅メダルで、きっと追い風が吹くと思う!
女子だけじゃないぞ~って、そんな風に思う。
卓球の水谷選手の粘り強さには、ほんと凄い!
と、感動させてもらった。
パッと見、やさしそうで、おとなしそうなお兄ちゃんというか、
なんというか、闘争心という言葉は、彼からは想像できない。
しかし、あの、粘り。
なんというか、やっぱり、かっこよさっていうのは、
見かけだけじゃない、その人の内面からにじみ出てくるのだなーと
改めて思う。
失礼を承知で…決して、二枚目顔ではないと思われるが、
卓球している水谷選手は、とってもイケメンである。
オリンピックを見ながら思うのだが、
あの場所にいる人たちは、自分が輝ける場所、
自分の力を発揮できる事を、しっかり自分で見つけた人
のような気がする。
そして、その自分の輝ける場所、自分の力を発揮できる場所というのは、
誰にでも、必ずあるはずである。
自分を見つめて、自分に何が出来るのか、
何であれば、打ち込めるのか…そういうことを
見つけられた人は、幸せだなと思う。
オリンピックに出場するような人たちは、
見つけられた人だと思う。
その輝く場所というのは、決して、TVやネットで注目されるということ
ばかりではないはずだ。
確かに、TVに出るとか、ネットに取り上げられるという事実は、
数多くの人の目に届き、多くの人に力や勇気を与えるかもしれない。
けれど、人が輝くということは、大勢の人に認められるということ
ばかりではないと私は思う。
オリンピックに出場する選手には、彼らなりの働きがあり、
そうでない人には、別の場所で働くことで、
誰かに幸せをもたらすという使命があるはず。
生き方は、数多あり、
一人一人、自分の満足できる行き方を見つけられれば、
それが幸せではなかろうか。
水谷選手とサムソノフ選手のラリーを見ながら、
ボールをただ打ち合うことで、人々に感嘆の声を上げさせるなんて、
やっぱり、オリンピアンって凄いなぁ~と思ってしまった。
どちらも、メダルは欲しいはずで、どちらも一生懸命で、
でも、勝ち負けの勝負は決まるわけで、
スポーツのこういう、筋書きないはずなのに、
物凄くドラマティックに見えるところが、
小説とは違った、面白さだなぁと思う。
さ、今晩は、錦織君VSマレー選手のテニスを観戦しよう!