とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

一つ一つ終わっていく

今日、雨の中、息子Fの高校で体育祭が行われた。

私はというと、3キロちょっと先の高校へ、

歩いて見に行った。

上の子の時も、3回行ったし、

息子もこれで、3回全て見に行ったことになる。

生徒さんも体育祭で体力を使っているので、

私も往復6キロちょっとを歩いて。

いつもは、S氏もいくのだけど、

今日は、正午過ぎに歯医者の予約を入れていたので、

結局行けずじまい。

私も、出掛ける前に昼ご飯を家族に作ってからと思って、

また、雨も降ったりやんだりで、本当にやってんのかな?

と、疑いつつ、家でゴロゴロしていたので、

昼過ぎになっちゃったけど。

 

高校の体育祭は中学の体育祭よりよっぽど面白い。

なんでだろう。生徒主体でやってるからかな?

少し遅くなったのと、雨で、スキップしたプログラムがあったのとで、

応援合戦が見れなかったのは残念だったが。

 

学校行事も一つ一つ終わっていき、あと5か月で

下の子も高校卒業だ。

もう、あとは卒業式に行くだけ。

進路のことも、夏休みの間に三者面談終わっちゃったし。

歩いて帰りながら、ちょっと寂しい気もしたが、

感傷に浸っとる場合じゃない。

私もまだまだ、自分のやりたいことあるし。

高校卒業しても、家にいるみたいだし。

ひとり立ちするまでは、まだまだあれこれ

面倒くさいことがあるのだろう。

 

でも、雨の中の体育祭は、いい思い出になった。

そういや、上の子の時も、3年生の時は雨が降った。

平日に延期になったんだった。

全部観に行けて良かった。

 

10月に入りまして

10月に入ると、一気にフィギュアスケートの気分が高まってくる。

ジャパンオープンが今日開催。

いつものように、カーニバル・オン・アイスも。

 

ソチ五輪が終わって、私のフィギュアスケート熱も

ほとんど冷めかけていたのであるが、

やっぱりニュースなどで話題になっていると、

気になってしまう。

ジャパンオープンは、今季の新プログラムお披露目のような

試合でもある。

宇野君の4Fも気になる。

 

今回は、カーニバル・オン・アイスに髙橋君も出るし、

5月ごろ知り、にわかに信じられなかった

ペアの髙橋&柴田組も初お披露目。

なかなか見られなかった髙橋成美ちゃんが

やっと見られるってことで、

結成して4か月ちょい、柴田君と、どんなペアになっているのか、

楽しみである。

 

だけど、フィギュアスケートをテレビで観戦するのは、

意外と時間を使うので、

内職をやっている今、以前のように時間をかけて

フィギュアスケートを見るってことはできないだろう。

しかし、気になる試合は見なきゃ。

 

今日は、Fしゃんの体育祭の日だが、

まだ雨が残っていて、どうなるかなぁと様子見。

金曜日

毎日よく降るなぁ。今日も雨。

明日は、Fしゃんの最後の体育祭。

くもりの予報だけれど、どうなることやら。

 

9月も今日で終わり。

今週は、いつもより出勤日が1日多かったので、

内職をちゃんとやれるかが、課題だったのだけれど、

昨日の分が終わって、なんとか山場を越えたな、と一安心。

もちろん、今日も出勤で内職ももらってくるのだけれど、

今日もらってくる内職は、日曜日までに仕上げればいいから。

 

昨日、図書館から、予約していた本が入ったと連絡があった。

今日は、金曜日なので、図書館は夜の8時まで開いている。

仕事が終わったら、図書館にちょちょっと行ってこよう。

 

明日から10月。

10月は、Fしゃんの秋休みとか、S氏の仕事関係で、

生活リズムが変わりそうとか、終わりごろには、

職場で、一人のお留守番とか、いろいろありそうだけど、

とりあえず、9月が無事に終わりそうで、良かった~。

 

今日も一日、が~んばろっと。

 

今週はイレギュラー

週3日のパートと、

平日毎朝仕事をもらい、翌日持っていく内職。

今年6月から、そういう日が続き、

日常と呼べる生活が、固まってきつつある。

 

でも、今週は、娘が友達と会う予定をいれていたことで、

デイケアの日を変更することになり、

私のパートの日も一日増えることになった。

 

昨日は、S氏が沢山残っている有給休暇を消化。

土曜日は息子の、最後の体育祭。(雨みたいだけど)

何やかや、イレギュラーなことがあるけれど、

働けて、ありがたや~である。

 

しかし、まぁ、考えてみると、

日常と言っても、同じことの繰り返しっていうことは

まずないと言っていい。

独りだったらどうだかわからないけど、

ほかに家族がいれば、次から次へとイレギュラーなことは

起こってくるのが常、つまり、

同じことの繰り返しじゃないことが日常だ。

家族がいなくても、外に出たら、

いろんな人と関わることが必ずあって、

それが、毎日同じことって言うことはなかろう。

その、雑多なことを、こなしていくではなく、

一つ一つ楽しめると、毎日が楽しい~になるはずだ。

 

うむ、今週あと3日は、パートと内職と、

上手く楽しめますように。

雨が続くようだけど、この雨も、楽しめますように。

 

凄い

星野智幸氏の小説って読んだことがないのだけれど、

つぶやきはよく見かける。

今月末に氏のコレクション4巻のうち、2巻が出るそうで、

もう、店頭に並んでいる書店もあるようだ。

この、表紙がなんかいいなぁと思って・・・。

星野智幸コレクションI スクエア星野智幸コレクションII サークル

パッと見、版画なのかな?と思った。

白黒の絵を見て、版画と思うのは、素人だからなのだろう。

よく考えたら、あの細かい線を版画でって…(笑)

山福朱美さんの版画かな?って思ったんだけど。

 

一体、誰の作品なんだろう?って。

パソコンって、そういうの調べるのに、ほんっと重宝する。

武盾一郎(たけじゅんいちろう)という人のペン画らしい。

武氏のツイッターでは、そのペン画たちは「線譜」と呼ばれていた。

凄いなぁ。素敵だなぁ。

ペン一本で、こんな表現ができるのかぁ…って。

武氏のツイッターに、第3巻「リンク」の表紙も

写真がアップされていたが、それもまた素敵。

 

で、こんな装丁だと、やっぱり気になるし、

手に取ってみたくなる。

星野氏の作品が、どういう感じのものなのか知らないから、

余計に気になる。

この秋、手にしてみたい本。

でも、今、本屋に行ったらいかんな…と思う。

なんせ、4冊そろえたら、諭吉さん一枚じゃ足りないもの。

どこか、近くの図書館に入るのを、

心を落ち着けて待つとしよう。

 

つぶやきは難しい

去年、8月、平野啓一郎氏やふなっしーさんの

ツイッターのつぶやきを追うために

アカウントを登録した。

最初は、つぶやくことよりも、本当に、

数名の方のつぶやきを追うためだけの

アカウントだったのだけれど、

時々、いいねをつけたり、本のことなんかをつぶやきだし、

最近は、リプなんてのもやってみたりして。

 

スマホを使ってのツイートではないので、

つぶやきとは言えないくらい、タイムラグなんかがある。

また140という文字制限に、

文字制限なしのブログを10数年やってきた私は、

なかなかうまくつぶやけないが、

言いたいことをぎゅっとまとめるという、

ブログとは違った文章の書き方に、

悩みつつも、ときどき、つぶやく。

あと、スマホではないので、写真をあげることは極力しない。

 

ツイッターは、その写真も、すごく重要な情報だと思うけれど、

私の場合は、言葉を探ることが多いような気がする。

自分が写真を撮るのが、苦手ということもある。

写真で、パッと見、お!と目に留まるものは、

確かにあるし、例えば、本などは、その表紙デザインとか、

どこどこ出版の文庫であるとか、そういうのが、

一目瞭然だから、本の表紙は私もブログで使うけれど。

文字数が限られているから、写真を載せるのも、

わかるような気もする。

でも、私は、どちらかと言えば、文字を追っている。

 

小説家さんのような、文章を書く人たちのつぶやきは、

なぜか、つぶやきが長めである。

言いたいことがいっぱいあるからだろうなぁと、

勝手に思っている。

それでも、140文字の制限があるので、

きっと、削りに削ったり、ツイートをいくつも続ける

ってやり方になるんだろうなぁと思う。

 

逆に、スマホだと、写真を撮って、UPするのが手軽だし、

伝わりやすいと思って、写真のみっていうつぶやきもある。

見たこともないようなものは、実際写真があったほうが

伝わりやすい。

でも、その写真情報は要らないや、って思うつぶやきも多々ある。

 

外に出したい気持ちとか、誰かに知って欲しいとかいう気持ちが

あるから、ブログとかツイッターとかやってるんだろうなぁ

と思うのだけれども、時々、私、何やってんだろう…

って思うこともある。

誰に、何を伝えたくて、こんなこと、書いてんだろう…とか。

 

でも、実際に人と面と向かって話すときと、

こういう電波を使った一方向的なやりかたの、

自分の感じ方とかの違いがわかって、結構面白い。

全く知らない人と、共通の考え方をしているなんてことに気づいたとき、

あ、同じようなこと思っている人がいるんだって、

ちょっとうれしくなったり。

独り、閉じこもった生活をしている人でも、こういうところから、

外に出ていけるって可能性なんかも感じたり。

 

SNSでの出会いというのは、人生をかえるくらい

大きなものもあるよなぁというのは、アラフィフのおばばでも

実感するところである。

ようは、その出会いが、自分に与える影響について、

自覚し、考えているかということは大切で、

様々な事件の報道を見て、ときには、

悲劇的な結末になることも私たちは知っている。

悲劇的とは言わないまでも、傷つくこともあるだろうし。

でも、SNSでの知らない人の一言で、救われることだってある。

 

良い面も悪い面もあるが、

自分なりに考えて使うことができたら、

本当に、素晴らしいツールなんだよなぁ。

でも、やっぱり、つぶやきで、何かを伝えることは難しい。

私のブログとツイートだと、

同じ人間って、もしかしたら思われないかもしれない。

いつの頃からか、読書の詳しい感想などは、

つぶやきでは無理と思って、ツイッターのアカウントから、

このブログへリンクをはったが、

ここから、ツイッターへリンクしていないのは、

自分でもなんだかわからない理由があるように思う。

だけれど、別にブログの私とツイッターの私を

別人格を装ってやっているわけではないので、

いちおう、ここからも飛べるように

リンク張ろうかなぁと思っている。

とりあえず、ここから↓どうぞ。

140字に苦しむとみいの拙いつぶやきに興味がある人は、

とんでみてください。

 

今、4分の1

昨日、今日と、読書の時間が取れて嬉しい。

『葬送』も順調に読み進めることが出来ている。

ゆっくりゆっくり読んでいる。

ショパンドラクロワの時代は、

今よりきっと、ゆっくりと時間が過ぎていたのではなかろうか。

 

彼らの時代は、手紙のやり取りが、伝達の主な手段で、

よく、手紙を書くという記述がある。

実際は時間は同じだけあるはずなのだけれど、

一体、何に使っているのか、

私の時間はあっという間に過去になる(笑)。

 

ドラクロワの偏屈さとか、頑固さとか、

頭の中であれこれ考えてはいるけど、

全部を表に出さないとか、あとで言ったことを

思い出してはあれこれ悩むとか…

他人事とは思えない。

あんたは私か?!ってところがあって、

絵心は全くないので、絵画の話は出来そうもないが、

一度ゆっくり議論したい…なんて思う。

今はショパンよりも、ドラクロワ寄りで『葬送』を楽しんでいる。

 

この本を読むのに、いつものベッドで寝そべってスタイルではなく、

辞書を引き引き、インターネットで絵や音楽を調べながら、

という真面目な読書スタイルをとっている。

初めの50ページくらいは寝っ転がって読んでいたのだが、

ゆっくり、じっくり読もう!と決めたから。

いや、実は、平野氏の使う言葉が、私にはちょっと難しめだから。

国語辞典を引きながら読んでいると、

なぜこの言葉を使ったんだろう?どうしてこの漢字を使ったんだろう?

って不思議に思う言葉が結構出てくる。

例えば、体調が回復(快復)するという場合、「恢復」という漢字が

使われているのは、おそらく何か意図があっての事かなと。

そういう、日常で使われない方の漢字を使われているとか、

同じ意味なら、もう少し一般的な言葉があるのでは、と

思われる言葉がよく出てくる。

そういうのも、辞書を引きながらだから引っ掛ることかもしれない。

その時代とか、空気とか、そういうものを

表現するのに、この言葉でなければならない何かが

あるんだろうなぁと思いながら読んでいる。

いちいち読み方なんかも調べる。

読めない漢字というのは、漢和辞典で総画で調べるという方法が

あるのだろうが、見当がつくものは国語辞典で、

なんだかよくわからない漢字は、PCのIMEパッドを利用している。

手書きで書いて、予測文字が出てくるアレ。

あれは、なかなか使える。

あと、字が小さくて、画数の多いものがどういう字なのか

わからないときに、メモパッドで、フォントサイズを

48とかにして入力すると、はっきりわかるので、

もやもやから抜け出せる。

 

また、とても面白い文章に出会ったら、細い付箋を張り付けている。

あとからもう一度読み返すときに便利だ。

ドラクロワの心の中の呟きなどは、本当に面白い。

これは、平野氏が思っていることなのかなぁとか

そういう風に感じるところもある。

 

そういうことをやっているので、この本は、

通勤の伴には到底できない。

第一、もう、本当にしっかりしたハードカバーで、

最近の平野氏の単行本はどちらかというと

ソフトカバーが多いので、時代と、作品の重みを感じつつ

じっくりと楽しんでいこう。

気が付いたら、4分の1を読んでしまったことになる。

登場人物の名前がなじみのない、カタカナの名前で、

しかも、めっちゃたくさんの人が出てきて、

整理しながら読むには時間がすごくかかるだろうと思っていたし、

初めの頃はそうだったのだけれども、

どうも、ドラクロワの為人が、気に入ってしまい、

身近に感じてしまったおかげで、楽しい読書になっている。

メモした言葉、漢字が、物凄い数になりそうで、

ボキャブラリーの貧困さを解消できるか?!と、

ちょっと、期待しつつ。