とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

140913

語るためのグリム童話〈3〉白雪姫 (語るためのグリム童話 3)

いばら姫のかたりのテキストを選んでいる。
口に出して読むと、どのテキストが、
自分が自然に語れるかがなんとなくわかる。
4つほど比較しているが、
今のところ、今日借りてきたもの。
しかし、何ケ所か、こぐま社のものを
ちょっと拝借したい部分がある。
底本とかなり違うのは、やはり、『グリム童話』は
読んでもらうというよりは、自分で読む物なのか?
10分ちょっとのおはなしなので、声に出して読んで
比較するのも、時間が結構かかるのである。
これは、図書館では出来ない作業だなぁ。
中学向けに、早く練習に入らなきゃ。


『島めぐり―イギリスのむかしばなし』(新読書社)
表紙画像がでてこない。今、品切れなんだろう。
こういう時、図書館の書架にあることを知っていると、
安心してしまう。
この本の存在は、ある先生の語りで聴いたことがあって、
知ってはいたが、いろいろ面白い話や、
子どもには(特に朝読では)かたれそうに
無いなという、哀しい余韻の残るものがある。
いま、スコットランドの独立運動をよく耳にする。
この『島めぐり―イギリスのむかしばなし』には、
スコットランドの島々に伝わる、昔話も
収まっている。地図で見ると、よく解る。
どうして独立?と思うけれども、
昔ばなしから読み取れる、それぞれの人間性みたいなものは、
確かに、北と南ではだいぶ違うように思う。
日本も、そうなのかなぁと、
陸の孤島(いや、実際孤島のような)九州に住む人間としては、
ちょっぴり感じなくもない。
むかし琉球王国だった沖縄が、日本から独立するようなもの?
この本の中にも、語りたいおはなしがいくつも見つかった。
悩む〜〜〜。(涙)


わゴムはどのくらいのびるかしら?
9月10月、月が綺麗な季節に、
この本の見返しを見て、心を解されたい。

この↓本は、借りたのではなく、持っている本だが、
おつきさまは、よる、なにしているの?
とても好きな本である。
出版社が破産したのだか、もう、手に入らなさそうだ。
この時期になると、開きたくなる一冊。

朝晩涼しく(今日なんか、朝肌寒かった)って、読書の秋だなと感じた。