トンケ・ドラフト
ああー、またUPするのが遅れた。
下書きはできていたのに。
フルで仕事に入ると、夜PC立ち上げる前に
眠ってしまうなぁ。
気を取り直して…。
一昨日、出張していた我が家のティウリが帰ってきた。
それも、かわいいワッフルと共に。
中学生にお勧め!の本。
『王への手紙』(西村由美:訳 岩波少年文庫)
中学生だけじゃない、大人も絶対夢中になると思う。
この本を、誰かに勧めるときに、
なんと表現したらいいんだろうと考えるとき、
「ティウリと一緒に、旅しよう!」
みたいな、車のCMのコピーみたいになってしまう。
この本は旅の本だ。
冒険、正義、友情、出逢い、成長
もう、いろんな要素がからんでいて、
どれもうまく表現されていて、
主人公と一緒に盛りだくさんな旅を体験できる。
つづきの『白い盾の少年騎士』も一気にどうぞ。
トンケ・ドラフトさんは女性なのだけれど、
女性がこんな騎士の(男社会の)冒険物語を書き上げるとは、
ちょっと、意外だったし、素晴らしい!と思う。
日本語訳されたものが現時点で3作品しかないのが残念。
トンケ・ドラフトさんが自ら描いてある表紙絵、挿絵も、
おはなしのイメージを損なわないどころか、
読者の想像の余地を残してあって、とても好きだ。
子どもがとても気に入って、トンケさんの別の作品が読みたいという。
出来れば、騎士の物語が読みたいらしい。
スピンオフというのだろうか。
ティウリとピアックの物語ではなく、脇役の騎士リストリディンの
物語を書いてほしいなぁという。
私としては、黒馬アルダンヴェンの主だった
エトヴィネム騎士の物語が読みたいところだ。
トロル
北欧の昔話といえば『三びきのやぎのがらがらどん』
マーシャ・ブラウン:絵 (瀬田貞二:訳 福音館書店)
そして、やっぱり北欧独特の魔物トロル。
自分の中ではムーミントロールが、
北欧独特の魔物トロルと一致しないのだが、
ま、別物として。
トーベ・ヤンソン:作 (冨原眞弓:訳 講談社青い鳥文庫)
先日図書館で借りて、帰ってきてすぐに読んでしまった。
頭の中には、少しだけ、♪ね〜えムーミン♪だったり、
岸田今日子さんのムーミンの声がしたのだけれど、
読み終わる頃には、あぁ、北欧の魔物っていうのとは、
違うんだなぁと、改めて感じた。
ものすごい幻想世界なんだなぁ。
私がアニメで感じていたムーミンは、
人間と同じくらいの大きさだったけれども、
ほんとに小さいんだなぁと読みながら感じた。
小人まではないかもしれないけれど、
森の妖精っぽい。
白い色からして、コダマみたいな。
ムーミン谷への旅を、始めなきゃなるまい。