とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ズボラして

随分と骨折部分が復活してきたように思う。

昨日、用事であちこちうろうろして、

車は車検で入庫したので、自分の足と電車頼み。

電車一駅を二回と、電車二駅を一回利用するという、

いつもだったら軽く歩いちゃう距離を電車に乗って、

かなり悲しく、悔しい思いをした。

 

車に乗れないと、いつもまとめて買い物に行くスーパーにも行けないし、

かといって、一旦家に帰りついたら、

足のことを養生して、もう歩いて買い物など考えられないしで、

結局、昨日も今日も、冷蔵庫・冷凍庫の中身を

睨み付けて、買い物しなくていい献立を考えた。

 

外に出たくないというズボラなことを言っているようだが、

このチャンスに思い出さなかったら、

廃棄処分だったかも、と思われるブロッコリーの芯や、

玉ねぎの4分の1を見つけ、味噌汁の具にしたり、

おでんをしたときの大根の面取り部分の

千切りダイコン的な切れ端も、ひじきの五目煮の材料にしたりと、

無駄なく食材を使い切ることができた。

せかせかと動き回るだけが、主婦業ではない。

ズボラは、エコである。

ズボラは、時間の余裕を作ってくれる。

そこに、心の余裕もできるような気がする。

 

ズボラと言えば、私はゴミ出しもあまり好きじゃない。

ゴミ置き場に捨てられた、家庭用燃えるゴミ袋大(45リットル)

に詰められたゴミたちを見ると、気の毒な気がするからだ。

ときどき、そのゴミ袋大が、半分もゴミが入っていないのを見ると、

怒りすら覚える。

ゴミ袋中やゴミ袋小の存在を知らんのか?と。

ゴミ袋大は、ゴミを入れるという使命を全うしたいだろうに、

その半分は使われずゴミ袋大は役目を果たせないうえに、

何と、自分がゴミになってしまっているという悲しさ。

 

ゴミ袋大を使うのは、私の場合、タンパク質の生ごみが殆どなく、

一週間のごみを溜める時(捨てに行きたくないズボラも手伝う)や、

チョットはりきって、大掃除もどきをしたときだけだ。

それは、家族4人で暮らしている時もそうだった。

いまは、3人暮らしで、3,4日のごみで、ゴミ袋小が余るときもある。

生活していないわけではないし、ゴミを溜めこんでいるわけでもないのだが、

世のなかの人は45リットルのゴミ袋に、

一体何を詰め込んで捨てているのであろうか…。

それは、資源ごみでは?というものが入っているのを

目にしたりすると、大変憂鬱になる。

新聞や、雑誌や、チラシなど。チッ!

 

チラシだとか、プリントの類を資源ごみに出せないのは、

とてもストレスである。

燃えるゴミに出さないことが当たり前と思っているので、

罪の意識に悩まされる。

外に働きに出始めた10年前から、

それは、ずっとストレスでありつづけている。

職場でのゴミのことは、自分には管理できないからだ。

持って帰ってでも、資源ごみに出したいと思うものが沢山ある。

事業系の書類のような紙ごみというのは、再利用されるものも、

その分別の時間を惜しんでなのか、情報漏れを恐れる為か、

結局燃えるゴミになってしまう。

しかし、情報漏れを恐れるならば、シュレッダーにかけて

燃えるゴミにしたいところである。

そのあたりは、ズボラな私だが、分別することは、

大事なことのように思われる。

 

何を再利用できるのか、一度、マンションで

リサイクル会社の説明会に参加して、

お菓子の空き箱のあけぐちにしても、

1センチ×5センチより大きければ、「雑紙」として

資源ごみに出せることや、

封筒なども、窓のセロファンを切り取ればよしということを

知ったので、なるべく家ではそうしてきた。

 

本が好きな私にとっては、紙はとても大事なものだ。

そして、それを作るためのパルプのために、

森林伐採されているとするなら、なんとか、少しでも

再利用できるものは再利用に回したいと思う。

チラシをバッサリと燃えるゴミに出すのは、

人間の身勝手さだと思えて仕方がない。

 

私が住んでいる市の燃えるゴミ袋小というのも、結構なゴミが入る。

実際三人で暮らしていて、適当なゴミ袋はそのゴミ袋小より

もう一回り小さな、スーパーのレジ袋でいうところの、

買ったことはないが、

5円のでかい袋(イオンさまで売られている大)くらいの大きさか。

独り暮らしなどであれば、それより小さなレジ袋でちょうどいい。

大きいゴミが出た時に、ゴミ袋大をかっても、

10枚のゴミ袋は何か月も使いきれない。

自分の勝手でズボラ出来る所、

自分が手を抜きたくてもズボラしちゃいけない所、

そういうことは、しっかり気に留めておきたいと思う。

丁寧に生きることに繋がっているはずだ。