とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

そういう生き方

最近、テレビ番組はEテレの番組が好き。

園芸だったり、手芸だったり、

『オイコノミア』や『クラシック音楽館』

『らららクラシック』も好きだ。

 

FMラジオの『メロディアスライブラリー』も好きだが、

Eテレの『100分de名著』も、この頃面白くて楽しみにしている。

 

先週 良寛さまの回になり、1回目を大変興味深く見た。

「清貧」

説明を聞きながら、あ、これだ!と思った。

美しい生き方だと思う。

私が憧れる人は、こういう生き方をされている人が多いように思う。

私もそういう生き方をしたいと思う。

限りなく、自分のまわりの余分なものを失くし、

自分自身と向き合う生き方。

良寛さまは、世捨て人ではないと思うけれども、

自分の継ぐべき家を出て、禅僧となったということは、

世捨て人になるのかな?

世の中に、しっくりする自分の居場所がないひとが、

身を寄せる、逃げ込む場所が宗教というおはなしを聴き、

ははぁとかなり感じ入る。

ある宗教に身を寄せるわけでなく、一人、自然の中で暮らすことも、

同じだなとおもう。

自然に身を寄せること。

良寛さまの続きも楽しみ。

 

本を読むことは、やはり、自分と向き合うこと。

自分と対話することであるなぁと

改めて感じた回であった。

また、『100分de名著』を見るたびに、

伊集院光氏の、人柄に惹かれる。

やっぱり、人間って、学歴じゃないやね…って。

嫌みのない素敵な頭の良さと、素直さ、誠実さ、優しさが

にじみ出ているなぁと思うのである。

『Qさま』とかに、クイズの回答者で出演している時も

見ていてよく思うのだが、

こういう友達がいたら、いろいろ楽しいだろうなぁ。