加湿器
わたしんちの居間には、S氏の水槽がテレビの横にドンと置いてある。
90センチ幅の水槽で、熱帯魚を飼っている。
カージナルテトラみたいな小さい熱帯魚が数種と、
3センチほどのエビやザリガニとか、石巻貝とか。
この水槽の水の減り方、冬には結構な勢いで減っていく。
上から水が落ちてくるタイプなので、水面が下がっていくと、
チャパチャパ言い出す。
テレビの音が、聴き取りにくくなるほどに。
こいつのおかげで、我が家はいつも湿度が高い。結露も酷い。
暖房もしていないのに、
我が家だけ、結露した水が通路に流れていることもある。
こんな家だから、加湿器など、必要ない。
出来たら除湿したいくらい。
今年は暖かいので、まだ暖房も必要ないし、
台所の奥の窓は、ずーっと5センチ程開けたままである。
インフルエンザ菌は、我が家を拒むだろう。
これで、エアコンでもつければ、ちょっとは乾燥するのだろうが、
エアコンのない北側の部屋と、角っこの部屋は、カビが大変なことに。
今日は、クロスのカビを何とかしようと思っていたのに、
外はまとまった雨が降っている。
やっぱり、乾燥した日にやった方がいいんだろうなぁ。
とりあえず、クロスの拭き掃除だけやっておこう。
扇風機の風でもあてて。
水槽の水が減ってきたら、
20リットルの容器にカルキ貫した水を用意し、
ザバーッと加えるのだが、結構重い。
減りだしたら、少しずつ足してあげればいいのだろうが、
最近、これが私の役目になっている。
テレビで、好きな番組見るのに、チャパチャパ♪が邪魔するから。
クラシック音楽館を聴くのにも、邪魔されるし、
オイコノミアとか漫才番組で言葉が聞き取れないなんて
悲しすぎる。
だから、被害を一番感じている私に水を足す役目が回ってくるのである。
90センチで奥行きが35センチということは、
1センチ水面を上昇させるのに、
3リットルちょっとの水がいるということで、
20リットルの容器の水を入れた所で、7センチも上昇しないのだ。
って、この水槽、高さが45センチもあるのだが、
上から5センチ程は開けておくとしても、
125リットルを超える水が入っているということか。
お、恐ろしい。
うちの風呂に溜めている湯量が160リットル(少な目)なので、
それより一回り小さい浴槽一杯ってことになるじゃないか。
水槽が乗っかっているアイリスオーヤマさんの金属ラックは、
何キロまで耐えられるの?
というか、床は大丈夫なの?
金属ラックの点検を、S氏に頼もうと思う。
昔、地震で震度3だった時、
まだ45センチの水槽だったが、それでも、ばっしゃばっしゃと溢れて、
バスタオル6枚ほど使って、慌てて拭いたということもあったっけ。
ベランダに置いてある、昔の45センチ水槽に
戻してくれんかなぁ~と思ったりもする。
いつまで熱帯魚飼うのかなぁ。
ま、気持ちが落ち着くから、嫌いじゃないけど。