20160517
夏目漱石に大変興味が湧いた。
そして、母が、朝日新聞の朝刊に連載されている
『吾輩は猫である』が、大変面白いと言っていたので、
借りてきた!
厚い!
中学の時に手に取って、結局読めなかった作品。
なのに、今は面白がって読める。
コミカル&シニカルな作風が、面白い。
それから、『マチネの終わりに』で、でてきた
『ヴェニスに死す』を借りてきた。
トニオ・クレーゲルは、途中まで岩波文庫で読んだが、
途中で投げてしまったので、
先に『ヴェニスに死す』を読み始めた。
「ヴェニスに死す」症候群ってものが、
どういう状態なのか、大変興味が湧いたので。
今週の通勤のおともは、雨が降った月曜日は
『永遠平和のために』だったが、
それ以後は晴れたので、『ヴェニスに死す』だった。
しかし、昨日夜、おねむのおともだった『吾輩は猫である』が読めず、
先が大変気になったので、晴れたことだし、
文庫にしては厚くて重いけど『吾輩は猫である』をおともに通勤。
一冊の本が、次の読書に繋がる、いい読書の系譜が出来ているように思う。
とは言え、二本に枝分かれしてしまっているのであるが。