とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

20160517

姜尚中と読む夏目漱石が面白かった!

夏目漱石に大変興味が湧いた。

そして、母が、朝日新聞の朝刊に連載されている

吾輩は猫である』が、大変面白いと言っていたので、

借りてきた!

http://ecx.images-amazon.com/images/I/519sdEeqRoL._SX350_BO1,204,203,200_.jpg

厚い!

中学の時に手に取って、結局読めなかった作品。

なのに、今は面白がって読める。

コミカル&シニカルな作風が、面白い。

 

それから、『マチネの終わりに』で、でてきた

ヴェニスに死す』を借りてきた。

トニオ・クレーゲルは、途中まで岩波文庫で読んだが、

途中で投げてしまったので、

先に『ヴェニスに死す』を読み始めた。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41WnaeBTxgL._SX347_BO1,204,203,200_.jpg

ヴェニスに死す」症候群ってものが、

どういう状態なのか、大変興味が湧いたので。

 

今週の通勤のおともは、雨が降った月曜日は

『永遠平和のために』だったが、

それ以後は晴れたので、『ヴェニスに死す』だった。

しかし、昨日夜、おねむのおともだった『吾輩は猫である』が読めず、

先が大変気になったので、晴れたことだし、

文庫にしては厚くて重いけど『吾輩は猫である』をおともに通勤。

 

一冊の本が、次の読書に繋がる、いい読書の系譜が出来ているように思う。

とは言え、二本に枝分かれしてしまっているのであるが。