とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

なかなか更新できませんが

あぁ、久しぶりにFがパソコンを起動してくれた。

久しぶりの更新であるが、毎日元気に過ごしている。

 

今、『夜を乗り越える』を読んでいる。

さすがに読みやすい。

日頃本を読まない人にも手に取りやすい本ということになろうか。

でも、ところどころ、又吉氏の心の奥の方が、

ちらりと垣間見え、興味深く読んでいる。

 

そういえば、スマホ使っているわけでもないのに、

PCだけで、ツイッターのアカウントを持っているのだが、

数日後にログインすると、10人ほどのフォローしかしていないのに、

とんでもなく沢山の未読ツイがずらりと並んで、くらくらする。

 

おまけに、吐き捨てるような私のつぶやきに、

いいねをくださったり、時にはリプライがあったりして、

ぎょぎょっ~!何日間もお返事かけずにごめんなさい!

な、状態になることもある。

 

実は、前回PCを触った22日に、作家原田宗典氏のツイートが、

お父様のご逝去のツイートであった。

原田宗典氏は、若い時から読んでいる作家さんだが、

ずっと、原田氏にとってお父様の存在は大きいのだなぁと

感じていたのと、まぁ、原田氏もいろいろあったので、

お父様の死は、原田氏に大きな影響があるのではなかろうかと、

心配である、というようなことを、つぶやいていたら、

原田氏からいいねがつけられていた。驚愕・・・。

と同時に反省した。

 

ツイートが、よくわかっていないのだよなぁ私。

リツイートするってことは、足跡残したことになるんだなぁ。

お父様の亡くなったあとのことが心配だなどと、

赤の他人に言われたかないよね…。

 

むかし、はらだしき村という原田氏のHPの掲示板に、

『ハラダ発ライ麦畑経由ニューヨーク行』を読んだ後

ライ麦畑でつかまえて』がよくわからない、難しい本だった

というようなことを書いていたら、

あの本は理解する本ではなく、感じる本だ、というような

お返事をいただいたことがあって、

そういう読書があるのだと、ドキリ!としたことがある。

おそらく、それまでの私の読書は、

いいこちゃんの読書だった!と、思わされた瞬間だった。

「楽しむ読書」を勧められたように感じたのだった。

 

そういうこともあり、原田氏はずっと、気になる作家だ。

彼が、躁鬱であったり、覚醒剤で逮捕されたりも知っていたが、

やはり、気になる作家の一人である。

でも、お父様の亡くなったことを、どう受け止めるかは、

その人の問題だし、心配されるような齢でもないし、

大変失礼なツイートしちゃったなぁと反省している。

まさか、本人の目に止まるとは…私、猛省中。

だけど、ここしばらくの原田氏のツイートのお父様のお写真が、

本当にせつなくて、でも、なんだか幸せを分けていただいているみたいで、

勝手だけど「頑張ってくださいね」って、思っちゃったのだ。

氏の、お父様への愛の深さは、計り知れず、

きっと、多大な影響を受けていらっしゃっただろうと、

容易に想像できる。

原田宗典ファンは、きっとそこのところ、分かってくださると思うが)

そうい大切な人を失ったとき、人はどうなるのか…と、

考えると、ご冥福以前に、「あなた、しっかりして下さいね!」

と思ってしまって・・・。

原田宗典さま、ごめんなさい。

これからエッセイや小説、楽しみにしています。

絶対、書き続けてくださいませ。