20160703
『夜を乗り越える』に出てきた平野啓一郎氏の本は、
この本だけだった。
この本が連載され始めたころ、ネットで第1章だけ
読んで、続きをぜひ読みたくて、図書館にリクエストしたなぁ。
私が一冊平野氏の本をおすすめするなら、
なんだろうなぁと思いなながら手に取る。
今の私なら『決壊』か『マチネの終わりに』だろうか。
実は、『透明な迷宮』や『私とは何か』も、同じくらい
沢山の人に読んでほしい。
『空白を満たしなさい』は、平野氏の作品の中では、
一番読みやすい小説かもしれない。
夏は冒険物『十五少年漂流記』などおすすめ!
これは、椎名誠氏が娘さんと一緒に
翻訳されているというのが、興味をそそられた。
小学生の頃、ダイジェスト版を読んで、それでもワクワクしたが、
Fしゃんの寝る前の読書で『二年間の休暇』を読んであげたのも、いい思い出。
しっかりした訳だったら、中学生とかにも向くだろう。
あやしい探検隊の椎名氏だもの、期待しちゃうなぁ。
あと、下二冊は最近、低山登りしてないので、
眺めるだけでもいいかなぁと、借りてきた。
樹の名前、よく知らないのである。
この前、勤務先の最寄り駅から、歩いてすぐのところに
スタイリッシュな樹木の並木があって、
それがおそらく「欅」であろうと思っていたが、
街なかの植え込みに、木の名前札があろうとは。
しっかり「ケヤキ」と書いてあった。
一年半も、気づかなかった。情けなや~。
巨樹を眺めながら、寝るとしますかな。