とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ねぇ、これはどう受け取れば?

福音館書店のメルマガが新しくなって届いた。
HTMLメールでのお届けになったとかで、カラフルになった。
まるで、HPの一部を送られているようだ。
今まで文字ばかりだったものが、画像つきになって、
山脇百合子さんのカットもちりばめられている。
配信の回数も増えるそうである。
こんなところに力を入れないと、売れないのか、絵本って。

何より驚いたことは、Web福音館ってもののオープンだ。
新しい物語が生まれ育っていく小さな家を、ウェブ空間に一軒建ててみました。
とのこと。
スタートは、ひこ・田中富安陽子中脇初枝というラインナップ。
え?これ、ここで連載されるってこと?
そして、そのうち本になるってこと?
ふうむ…WEB版文芸誌と受けとればいいのかね。

世の中、変わったな。

文字が大きくて読み辛い。
文字の大きさ設定が3段階くらいででも
出来ればいいのに。
こうやって、ブログを書いたり読んだりするときには
なんら違和感を感じない横書きが、
物語になったとたんに横書きが読み辛く感じるのは
どうしてなのだろうか?
絵本は縦書き横書きで読み辛さっていうのは
感じることはないが、最近おはなしの本でも
横書きの物が出てきて、私の眼はそれに慣れない。
へんに目が滑りますな。

ひこ・田中の『モールランド・ストーリー』は
のっけから7ページもあって、
結構面白そうであるし、
富安陽子の『アヤカシさん』はたった1ページで始まったが、
二週間で更新されるようだ。
中脇初枝『ちゃあちゃんのむかしばなし』は、
親が子どもに読んで聞かせるようなものか。

対象は小学生だろうと思うが、
小学生が読むためのWEB福音館だとしたら、
凄くがっかりだな。
ま、時代がそういう時代ってことなんだろうけど。
どういうコンセプトなんだろうか?