とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

2011-01-01から1年間の記事一覧

涙ぐんでしまう「壁と卵」

ようやく回ってきた。『村上春樹雑文集』 一つ一つに、村上春樹氏のコメントが付いている。一番に読んだのはイスラエル賞のあいさつ「壁と卵」 これを、じっくり読んでみたいと思っていたのだ。 『アンダーグラウンド』についての文章も、 じっくり読んでみ…

特報〜そうだったらいいのにな♪

昨日の夕刊に、『GPファイナル福岡市誘致』 の記事を発見☆ 2013年のGPファイナルは日本での開催が決まっているが、 会場はまだ未定とのこと。 そこで、福岡市長高島さんが福岡マリンメッセを軸に 誘致を進めるとのこと。 実現したらなんて嬉しい!!…

『いまファンタジーにできること』

図書館にて、借りた本をざっとななめ読み。 ななめ読みながら、彼女のファンタジー論を受け止める。翻訳出版されてまだ2カ月にもならないこの本は、 アーシュラ・K・ル=グウィンの最新評論集(2009年) ということだ。 その中には、良く知られる児童…

『空白を満たしなさい』

平野啓一郎氏の新連載小説『空白を満たしなさい』が、 無料で読めるというので、ちょいと行って読んでみた。 漫画雑誌のモーニングに連載中で、 WEBで第3話まで読めるようになっている。「人間の生死」おー、これは、興味深いテーマ。 どれくらいの長さ…

天国を出ていく

枕元にあるファージョンを一編読んで眠る。 あー、なんて幸せな時間。天国を出ていく人間社会をやんわりと(?)風刺 こういう作品を読むと、自分の暮らしへのこだわりが、 間違ってはいないだろうと思う。無駄な消費、イベント、サプライズ、 馬鹿げている…

村上春樹をリクエストして

ある時期、村上春樹を読んでいた。 学生のころと、それから7,8年たって。 が出たころではないかと思う。 村上春樹という人が出てきたのは、自分が中学に入った年のようだが、 実際に知ったのは、二十歳のころだった。 そう、『ノルウェイの森』が発表され…

ズーム

週末にあった、カーニバル・オン・アイスを録画していたので、 飛ばし飛ばし見る。 フィギュアスケート見るのって、時間がかかるし、 何かやりながらっていうのが出来ないのが困る。パトリック・チャンのモップに笑わせてもらい、 彼の足の動きに、驚きのあ…

111004

図書館より予約本の取り置き連絡あり。 借りてきたのは、ファンタジーというのが、どこからどこまでか? そういうのもよく知らないで、 こういう本を読むのもどうか… ちょっと苦笑しながらの選書。あと、涼しくて、毛糸を触るのに良い夜になってきたなぁと。…

図書館戦争シリーズ

まだ、3巻の途中を読んでいるので、どうであった!と書けないけれど、 実にエンターテインメントであるなぁと、 1巻目読み終わってからの感想。 ライトノベルというジャンルが、よくわからないけれど、 まぁ、軽く読めるっちゃ読める。 けれど、やっぱりそ…

盲腸切った後

もう、20云年前、ちょうど就職試験を受ける前だったか。 大学4年生の6月、なんだかしくしく腹が痛いよぉ ってことで、盲腸を切って来いと、大学の先生に言われ、 実家に帰ってすぐに入院。 急ぐ必要もないけれど、と言いながら、 じいちゃん先生が切って…

ループ以降がぐだぐだになるも…

ジャパンオープン、TVにて、男子の分だけ見た。 男子シングルの四回転が気になって〜。 あと、ジェフリー、相変わらず素敵な滑り。 プロになっても、素敵が続く、年を取らんお人だ。現王者のパトリック・チャン、4T転倒後の4T−3T、 ジャパンオープン…

龍は眠る

この本を読んだのは、10年くらい前か? 今住んでいるところに引っ越して、 図書館に通い始めたころではないかと思う。 下の子が幼稚園に行き始めたころ。 そう、あのころ、なんだか解放された気になって、 空いている時間、子どもとは全く関係のないことに…

ヨーテボリ(切ない記憶)

フィギュアスケートのシーズンへ! 10月1日にはジャパンオープンが開催。 先日プルシェンコの欠場が新聞に載っていたが、 まぁ、それでも、ジャパンオープン出場選手を見る限り、 とても盛り上がりそうではないか。いつも、夏には、世界選手権などを見て…

野口英世

最近とんと読まなくなったジャンル「伝記」。 伝記の中でも、偉人伝は、ほんと読まなくなった。 昨年、子どもの修学旅行前に、永井博士の伝記を読んだけれども、 それ以降、このジャンルは読んでいない。子どもの頃、姉と私の本が並ぶ本棚は、 くっきりその…

びんの

昨日、ビで終わったので、 ビから始まる…と 考えていて、思い出したのは、この絵本だった。 美しい藤城清治さんの絵で描かれるアンデルセン。 しかし、これは、ぶどう酒びん。 ビで始まるなまえとか、あるにはあるなぁと思いつつ、 図書館にいくまえに、図書…

110924

前回借りた本は、どれもさっと読み終えるものだった。 それぞれ面白かった。 ムーミン谷への旅をすることに決めたし、 先生のこと、自分の子どものころを思い出すきっかけももらったし。 『アイヴォリー』は、 若くして死んでしまい、幽霊になった女の子アイ…

ルビ

子どもにも大人にも、というジャンルの本を読むのが好きで、 割合的に、8割近くが児童書・YAという分野。 図書館に行っても、子どもの本のコーナーにいることが 多いような気がする。そういう分野を読むときに、ときどきうっ!とくるのが、 これでもかこ…

トロル

北欧の昔話といえば『三びきのやぎのがらがらどん』 マーシャ・ブラウン:絵 (瀬田貞二:訳 福音館書店)そして、やっぱり北欧独特の魔物トロル。 自分の中ではムーミントロールが、 北欧独特の魔物トロルと一致しないのだが、 ま、別物として。 トーベ・ヤン…

トンケ・ドラフト

ああー、またUPするのが遅れた。 下書きはできていたのに。 フルで仕事に入ると、夜PC立ち上げる前に 眠ってしまうなぁ。 気を取り直して…。一昨日、出張していた我が家のティウリが帰ってきた。 それも、かわいいワッフルと共に。 中学生にお勧め!の本…

110921

テレビの中は台風15号。 都心部が直撃受けそうだからかな。 この付近は、特に何とも…だ。 それで、図書館へも、普通に行ったが、 こころなしか、ちょっと人が少ないか?今日借りた本。 さらりと読めそうだったので。 そうそう、最近、いろんな先生のことを…

てしごと

連休中実家に行ったとき、9歳の姪っ子が話してくれた。 手芸クラブで編み物をしているって。 アクリル毛糸で編む、アクリルたわしをつくっていると、 見せてくれたのは、アクリル毛糸で編む小物の本。 姪っ子用に、彼女の母親が買ってくれたものらしい。 見…

どうだって

学生から社会人の頃、椎名誠氏の本をあれこれ読んだ。 『銀座のカラス』は、新聞に連載していたのを読んで、 本では読んでいなかったかもしれない。 丁度、同じくらいの年代の話だったから、 とても面白く読んだ。 その中で、よく「まぁいいや、どうだって」…

情報カード

ちょっと前に汚い小箱が出てきて、 あ、懐かし〜と思ったら、中に本当に懐かしいものが入っていた。 こんなの捨てずによくとっているなぁ。 入っていたのは薄汚くなった、3Mのポストイット、 大学生協ブランドの使いかけ消しゴム。 そして、情報カード。情…

ハイジ

先日『小公女』で書いた福音館書店の古典童話シリーズ。 読んで感動したと言えば『ハイジ』もその一冊である。 ヨハンナ・シュピリ:作 (矢川澄子:訳 福音館書店) 文庫も出ている。 ハイジに出合ったのは、テレビアニメが先で、 ちょうど小学校に上がる歳だ…

このたびは

子どもの頃、意味もわからず、それでも楽しんでいた遊び。 小倉百人一首 3人姉妹で、読み手は祖母で… 妹を泣かせながらのかるた合戦だった。始めてやったのは、小学校の頃だったろうか。 蓋が紫の布張りの箱に入っていて、 居間の棚の高いところに置いてあ…

高楼方子

この作者の本、絵本も好きだが、物語がすきだなぁ。 『緑の模様画』(福音館書店)は凄く好きだが、 高楼方子さんにはまったきっかけの本は なんといってもこちら。 『十一月の扉』を読んだのは、 2007年初め頃だったろうか。 私が読んだのは新潮文庫の…

よかった!!

『小公女』読了。 完訳本、素晴らしい。 翻訳家でない高楼方子さんの訳が、本職さんには どうなのかわからないけれども、 英語まるっきしだめな読者としては、 なんとも素敵なセーラであった。 高楼さんの、あとがきも面白かった。 解説もすごく興味深く読ま…

小公女

バーネット:作(高楼方子:訳 福音館書店) 数日前に、記事にしたこちらの本を購入できた。 この数日、布団の中で楽しんでいる。小公女は、小学生の時ダイジェスト本を読んだ。 高校時代にアニメがあって、 なぜかクラスの男子に人気があった。 ♪泣き虫は庭に…

枝野幸男氏

彼の官房長官ぶりは、 福田康夫氏が、官房長官だった時の感じに近いものを感じていた。 毎日毎日ニュースを見ているわけじゃないし、 新聞なんかも読み切れずにいるから、 本当に適任だったかというのは、 しっかり見ている人たちからしたら、 ダメダメだっ…

やはり出てきた名前

経済産業相のあっという間の辞任の前日、 枝野前官房長官がTVの報道番組に 生出演しているのを見た。3月11日の地震以来、しばらくは、 枝野氏の顔を見ない日はなかった。 原稿を読み上げるというよりは、 自分の言葉で冷静に話す、その姿勢は 土曜日の番組…