とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

とてつもなく

途轍(とてつ)とは、筋道の意味らしい。
とてつもなく…全く理屈に合わないほど


おおきなかぶ―ロシア民話(こどものとも絵本)


幼児向けの絵本『おおきなかぶ』の文章にも
「とてつもなくおおきな」とでてくる言葉だが、
「とても」でなく、「とてつもなく」なのだということを、
話にきいて、『おおきなかぶ』ときくと、
「うんとこしょ どっこいしょ」だったのが、
かぶがページからはみ出している絵と、
「とてつもなく」という言葉で、強烈にその大きさを
表現している絵本だなぁと思うようになった。


小学校一年生の教科書に載っていたこの昔話だが、
絵本ならば、2,3歳の子でも楽しいだろう。
内田莉莎子さんの言葉と、佐藤忠良さんの素晴らしい絵で、
いつまでも読み継がれる絵本だなぁと思う。


では、この絵本は、図書館にどれくらい置いてあるのか。
県立図書館の横断検索というものを利用すると、
県内の公共図書館の在庫が調べられる。
ちなみに、この結果。総数と( )内は大型版。
県立4(1) 総合15(1)
福岡市総合図書館は、各区の図書館の結果もわかるのだが、
それは含めていない。
そして、我が家から一番近い市民図書館5(2)。
利用カードを持っている近隣の公立図書館3カ所の結果は、
A館9 B館7 C館5(1)
ということだった。
子どものとも傑作集が、こどものとも絵本になってから、
買い足し、または買い換えてある図書館も目に付く。
子どもたちに愛されている絵本なのだなぁ。