とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

とぉ〜っても小さいが

旦那様、さっき、何度も玄関を出て、
日蝕グラスで太陽を見上げていた。
「テレビの小窓でライブやってるけど、あんなふうに見えん」
どれどれ…


申し訳ないことに、私には見えるが…。
まぁ、思ったより小さいよ。
金星って、あんなに大きく輝いて見えるのに、
本当の姿はこれくらいか…
「ほれ、9時よりちょっと下だよ。
針でぷすっと刺したような黒い点があるよ」
旦那様、近視だし老眼だしで、見えんという。
しょんぼりして、日蝕グラス置いていくけん、見ていいよって。
「お父ちゃんの目が悪いからやん」
ううっ、旦那ぁ〜〜〜背中が寂しいよ。



旦那は、宇宙関係は大好きで、
銀河とかの話になると、なぜかいろいろ知っている。
天文関係者ではなかったはずだが。
宇宙兄弟の映画やアニメを息子にはまらせて、
大変ご満悦の様子。
それが、金環日蝕は雨でみえず、
楽しみにしていた金星の太陽面通過も見えないとは。


仕方がない、私が観察してあげよう、ってことで、
さっきから数回、太陽を見ている。
テレビのライブで見たほうが、ちゃんと見えるじゃないのよ。
と思いながらも、旦那の購入した日蝕グラスが
無駄にならずに良かったなぁと、にまにまして観察。
あ、ちょっと上へ上って行ってる。
まっすぐ通過するんじゃないのね。
1じ過ぎまでの天体ショー。
残念だが、6時間近くもそれに構ってはいられないのだ。