とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

居心地

主婦といわれる人は、自室って持っているものだろうか。
一般的に、どうなんだろう?
子どもたちが自立して、ここから出て行って、
空いた部屋を自分の物に…って、
子どもが結婚して出て行けば、
そういうことも出来るだろうが、
帰省して帰ってくることを考えると、
出て行ったからと言って、すぐに親の使える部屋に
なるわけはないわな。

マンションを購入した時、
ここが上の子の部屋、ここが下の子の部屋、
こっちは主寝室で…
なんてことだったが、主寝室は旦那の趣味の部屋で、
自転車とパソコンに占領されている。
ま、私のミシンとかあれこれが、
あるっちゃ、あるが。
一か月に何度あの部屋に入るだろうか。
寝るのは、リビングにくっついている和室だ。

私の本たちは、どこに並べたらいいんだろう。
しょぼーん。
とはいえ…実は、私は自分の部屋を持っている。
それは、マンションのカタログには「家事室」
と名付けられていた。
「家事室」約1.2M四方の小さな部屋で、
台所と第二バルコニーへの勝手口を繋ぐ場所にある。
それで、なんとなく、ゴミ置き場みたいに使ってしまうが、
作り付けの机には、私のノートパソコンや、
子育て中に集めた幼稚園からのお便りや、
小学校の学級通信や、あれやこれや…
電気やガスの請求書やあれやこれや…
そんなものがいっぱいで、本当のゴミ部屋になっていた。

それはそれで、私だけの空間ではあるし、
なんだか居心地は良かったのだが、
これは、処分しちゃっていいんじゃないの?
もう、10年ほど放置ですが…というものが沢山あり、
今、何とかしなければ、もう思いつかないかもしれない
なんて思ったので、片づけてみた。

大きなゴミ袋2つほどのごみを出したら、
本当の居心地の良さが〜〜〜。
それで、改めて分かったのだが、
やっぱり、天井まである本棚が欲しい。
家事室には置けなさそうだけど。
片づけた45センチ幅120センチほどの
作り付けの机の上に、文庫サイズなら、相当数
並べられることが分かった。
図書館から借りている本と、
日常良く手に取る本と、辞書と並べたら、
やっぱり、素敵な空間になった。
おまけに、『FERDINAND』の表紙が見えるように
立てかけたら、更に良くなった。

あとは、山ほどのフィギュアスケートの録画した
ディスク関係や、CDあたりを巧く片付けたら、
もっとよくなるはず。
明日も、頑張ろう。