とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

130420

昨日の図書館で、一昨日気になる本に挙げた
4冊と、
「原発」国民投票 (集英社新書)
を借りた。

朝から読んでいたのは、すこしハードルを低くして
ジュニア新書。
ハードルを低くしたはずなのに、
中高生向けのこの本に苦戦している。

放射能
初めてこの言葉を耳にしたのは、
宇宙戦艦ヤマトの「放射能除去装置」ではなかったろうか。
あれは小学生の頃。
大学の頃、そう言えば、放射能のハザードシンボル
あの、黄色に黒の

(こんなの・手書きですみません
 レントゲン室にある、あれです)
が貼ってある実験室があって、ゼミに入った時に、
施設見学で行ったけど、
自分の研究では使うことがなかった。
先々、使うことになるはずと言われたんだが…。
放射性同位体を使った研究は、同じゼミの子で、
やっている人がいたけど、男子学生で…と
いうことで、卒論の研究が振り分けられたことを
覚えている。

そういうことを思い出しつつ、
この、放射能という言葉を、
広島、長崎となぜ結び付けられなかったのか、
いま考えると、やっぱり考えなしの
学生だったのかなぁと思う。

正しい知識を持たねばなぁ。

原子力を使った発電による電力に頼らなければ
ならないほど、必要な電力というのは、
なんだろうなぁと思う。
広島、長崎の被爆を知らないわけでもなかろうに、
同じ国で、それでも、原子力を「平和利用」なんて
言葉に騙されて…
取り返しがつかないことになってるじゃないか…。
人が楽を求めて、原子力発電と利用することは、
人が楽を求めて、麻薬を使用することと
同じような気がする。
どこまでを、人間の生活の最低ラインと思うのか、
その意識次第では、
本当に身を滅ぼしかねないぞ。

情けなくなりながら、ページを捲る休日。