とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

Nのために 7〜9回 見てないわけじゃないです

毎週、見てはいるけれども…
もう、あちこちのシーンにあれこれ感想がありすぎ。
新しい仕事についたことで、
自分の生活リズムも変わったので、
つい、更新せずにいたが、
Nのためにだけは、ちゃんと毎週見ている。
そして、やるせない気持ちになるのである。

来週、最終回なのか…。

昨日の、成瀬くんのセリフに
誰よ、こんなセリフを用意してくれたのは…。
と、感激である。

まるで、「おーいミズシマ!一緒に日本に帰ろう!」と、
オウムが声を上げたときのように、
涙が溢れそうになった。

窪田くんの声、やっぱり好きである。
そして、おそらく、このドラマの脚本を書いている人は、
どういう言葉を言わせたら、成瀬の魅力が伝わるか、
計算ずくの事なのであろう、と思う。
「ただ、一緒におらん?」

優しさというか…慈愛であろうと思う。
ただ、一緒に…なんて言葉を、
さらっと優しく伝えてくる恐るべし成瀬くん。
あれは、プロポーズとも取れるし、そうでなくて、
純粋に、最期を迎える時も、一緒にいさせてって
ことなのかもしれない。
なんにせよ、その言葉が、柔らかく
希美ちゃんの気持ちをほぐしてくれるような気がする。

ここで、YESをあっさり出しちゃう希美ちゃんではない
ような気もするが、揺らぐことは必至であろう。

しかし、みんな…
何で、巧くいかないんだろう。

成瀬くんも、ほんのちょっとでも安藤要素があれば、
高校卒業して東京に出て来てからも、
希美ちゃんに早くから会えていたかもしれないのに。
いまどき、こんな奥ゆかしい子は、珍しいだろう。
(奥ゆかしいなんて言葉は、女の子に使う物かもしれないが、
今では、もう、めったに使われない言葉であるなぁ)

来週の最終回を見終ったら、きっと、
1話から全部、見返すであろう。
大掃除を早く終わらせなければ!!

それにしても、安藤…明るすぎ。
もう、眩しすぎて、私、思わずその光をシャットアウト
してしまいそうになるわ…。
好みというのは、こういうドラマでも発見できるのだなぁ。

成瀬くんに、幸せになってもらいたいなぁと思うけど、
彼にとっての幸せって、なんだろうなぁと
ちょっとばかり不思議に思う。
成瀬くんだけではない。
希美ちゃんも、西崎さんも、安藤も…
彼らにとって、幸せな結末とは、どういう物だろう?