とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

読書の記録

久しぶりの一気読み

読了!!!ヨレヨレ・・・ 警察小説とはよく言ったものだ。 複雑な組織なのだなぁと、遠い所のように思う。 そういう組織の一部である人たちが、わんさか登場してきて、 それぞれの立場とか、ヒエラルキーとかが 深い意味を持っていて…あー、メンドクサイと…

引き続き

おやすみの前に、一話ずつ読もうと思って 昨夜寝る前に読んだ。 『さよなら、クリストファー・ロビン』の中の、「峠の我が家」 シニカルという表現もありかもしれないが、 なんだかとても、切ないのである。 私にも、こういう「お友達」がいたような気がする…

水ってばさ

あー、電車の中で、集中して読んじゃうなぁ。 『大人になるっておもしろい?』を通勤の友にしている。 清水眞砂子氏に、語りかけられるようなお便りのような 文章だから、何度か、清水氏の講演会でおはなしを聴いた事がある身には、 大変読み易く思える。 耳…

あけました

もう、あけて3日経った。 あたたかさもあってか、正月の感じではなく、 同じマンションに住む知人に出会ったが、 ふつうにこんにちは~で通り過ぎてしまうところだった。 あぶないあぶない。 「おめでとうございます」と、 挨拶やりなおしたけれども、 なん…

ようやく

ようやく「だれが鐘をならしたか」を お仲間にきいてもらうことができた。 まだまだ…だけど、 来年の冬の朝の読み語り(中学生へ)に出したらいいと 言ってもらえたので、これからごしごし ブラッシュアップしていこうと思う。 年明けの朝の読み語りは、お助…

『蠅の王』読了

金曜日の朝、読了。 作者の凄まじい想像力に、圧倒されてしまった。 無人島の、いろんな場面が詳細に描かれていて、 何人いるんだかわからない少年たちの中の一人に、 いつの間にか入り込んでいるような気がするのは、 『二年間の休暇』(福音館書店)とも同…

『悪の力』読了

答えがスパッとでない事は、多々あるものだが、 善と悪の境界というのも、曖昧である。 『悪の力』(集英社)を読了。 その中で、「悪」について考える時の題材として、 幾つか書物の名前が出て来たが、 やっぱり、ドフトエススキーは、 一度じっくりよまな…

この本大好き

こういうことを、目指したいのである。 私が持っているこの本は、もっと前のものなので、 同じ岩波文庫でも、もっと地味な表紙である。 この本が、大好きである。 おととい、岩波書店の今日の名言が、これだった。 ↓ 実に多くの職人たちは、その名を留(とど…

偶然にも

昨日、『悪の力』を読んでいて、 『蠅の王』について書かれていた部分に、 『十五少年漂流記』や『ロビンソン・クルーソー』などの名前が 挙がっていたため、大変興味を持って読んだのだが、 それらと比べると、ものすごくおぞましい内容のようだ。 ノーベル…

諦めちゃっていいのか?

今、電車の中で読んでいる本。 ちょっと、朝から読むには、気が滅入ることも 書いてあるが、目をそらさずに…。 「悪」と、一言で言っても、いろいろあると思うが、 最近は、人の価値観に対して、大変寛容な時代であるので、 どれをもって「悪」と言うかは、…

米くい虫の事です

福岡県生まれの福岡県育ち。 途中5年ほど外へ出たけれども、 就職も福岡、結婚してずーっと福岡。 筑紫ん国に住んでいる。 10年ほど前、この本と出会った。 この本の中から、『だんごどっこいしょ』を覚えた頃から、 「もっと熱心に、おはなしを語れるよ…

25年前

『ワタクシハ』を読了。 べヴィメタルギタリストであるタローちゃんの、就職活動記。 羽田氏の登場人物は、何かにこだわっている人が 必ずでてくるのかなぁと思いながら読み進める。 タローちゃんのベルトや、 ギターの練習を欠かさずに毎日数時間…というの…

乗り過ごした

今朝、電車の中で『銀の匙』を夢中で読んでいたので、 降りるつもりの駅を通り過ぎていた。 出勤前に、買い物をしたかったので、 そこまで歩いて行くつもりが、 結局終点まで行ってしまった。 乗り越し運賃というのは、容赦ないなぁと思う。 本当の運賃は400…

いつからかできるようになった

若い時は、一冊の本を読んでいるうちは、他の本を読むことができず、 その一冊が読み進められないうちに、もう一冊の本を読む気が ぐーんと落ちて、結局読まずじまい、ということがよくあった。 5年くらい前からだろうか、 二冊、三冊の本を、同時期に並行…

再読のつもり

平野啓一郎氏のエッセイ&対談集 『「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義ーー』(講談社)は、 一年ほど前に出た本で、去年の11月、この本を2冊購入した。 一冊はもちろん、自分用に。 もう一冊は、若いお友達に。 エッセイも対談も、少しずつ読ん…

美しさと優しさとユニークさ

今日より、通勤中の本はこれに決定。 と、この表紙を表示するのに、どれだけかかったことか。 日記の時は、アマゾンで検索するボタンがあったのに、 これは、別画面を開いて、URLをコピーしなければならない。 まぁ、慣れれば、こっちの方が探しやすいかもし…

ここが良かった

大事に大事に読んできたが、途中から面白くて、 あっという間に読み上げてしまった。今朝は、初めからパラパラと軽く再読して、 ここが良かった!という場所を再確認。まえがきについては、13日に書いた通り。俳句が、決まりごとがあるものの、 結構自由な…

涼しい

あー涼しい。 今日も、夜の読書が進みそう。 そして、ぐっすり眠れそう。 寝起きにたっぷり夢も見て、 なんだかとっても幸せな気分。電車の中で 読了。 明日は図書館に返す。宮尾登美子氏の昔の記憶は、面白かった。 それから、何だか、たくましさを感じた。…

変態の感想

『メタモルフォシス』 今更だが、ここは…と思った文章。―――それも誰かの真似や、受動的に読みとってもらうのではなく、自分自身の言葉で伝えたい。(中略)彼の言葉と自分の言葉は違うのだと、サトウはその身をもってようやく理解することができた。―――内容…

淡々と進んで行く

読了。 電車の中で、夢中になって読み、初めて 「乗り過ごす」という体験をした本。重いのと、図書館の本だったので濡らすわけにいかず、 最近のお天気の悪さのために、 結局、夜おねむの友になったわけだけれど、 おねむの友役を『メタモルフォス』『決壊』…

『決壊』読了

今日は、仕事が休みだった。 おはなし会関係も何もなく、本当に久しぶりに なーんもない平日。 でも、やりたいことは、いろいろあって、 大変困ったが、優先させたのは、『決壊』を読むことだった。『決壊』の上巻だけ図書館から借りてきて、 日曜の夜から読…

昨夜、なかなか寝付けなかった

いよいよ、この本に手を付けた。 もう、随分前に出た本ではあるが。天・地・小口が、まっ黒で、 闇を閉じ込めている小箱のようである。 装丁もなかなか素晴らしいが、 読み始めて、なかなか止められなくて困った。月曜日の仕事が、寝不足ではどうにも…。夜中…

変態というタイトル

涼しくって嬉しくって、S氏とみなみの里へ。キズソフトとクロダマルソフトを半分ずつ食べ、 S氏のチャレンジしたブタのしっぽの唐揚げを二口、三口。 帰りに、ラーメンでも〜という話になり、 南へ4キロ程のちゃんぽん屋さんへ。 S氏が小さいのにきくら…

爽やかな青空の下で

昨日、午前中、図書館で本を借りて、 となりの生涯学習センターの中で販売されている パンを購入し、 次の予定が、別の場所で13:30〜だったので、 生涯学習センターと図書館の間の中庭で、 ベンチに座って、パンを食べる。 爽やかな青空。 台風の後、気…

なかなか!

「『スクラップ・アンド・ビルド』という本を買って下さい」 と、羽田圭介氏が言ってたのが、 大変耳に残っている。結局、『流』も、まだ買っていないのだった。並べてみると、 書店で並んでいるのも見たが、 どれも、装丁が、いい感じなのだ。『火花』も文…

途中ですが

いいです!すご〜くいい!! まだ途中だけど、とても気に入っている。 ほんっとにいい! 『鳥の物語』教えてくれた絲山秋子氏に感謝だ! 『星の牧場』ともども、ありがとうございます!だ。 なんでもっと早く出会えなかったんだろう。 悔しくって、涙が出る…

モミイチと森へ

昨日、読了。 始めの3分の1は自宅で夜読み、 3分の2は、昨日図書館で2時間ほどかけて読んだ。戦争に行き、その時の記憶を失くしているモミイチ。 戦争中、大事にしていた愛馬ツキスミの 蹄の音が、どこからか聞こえ、 モミイチはツキスミに会うことを願…

風刺なのか

読み応えありすぎ。 対象のめやすは小学高学年からとなっているなぁ。性悪狐のルナール。 フランス中世の動物叙事詩。読みごたえがあったのは、本文はもちろんだが、 解説がね、読み応えあった。 狐物語が、どのように書かれたものかなど その作品の特徴など…

返却日

やっと、読み上げた。 2週間の図書館の貸出期間を、 一度延長かけて、4週間。 晴れて読み上げての返却日となった。 長く時間をかけすぎたような気もしないでもないが、 まぁ〜読んでしまったわ、という感想がまず。この本については、何度も手に取りつつ、…

増刷

いつもいつも梨の妖精さんのつぶやきを見て、 元気をもらっているだけじゃない私。自身は、つぶやいてはいなくて、 ただ、ちょっと気になる人のつぶやきを のぞいているだけ。ここんとこの梨の妖精さんのアップする写真と、 タグの絶妙さに、うーむ、やるな…