ちょ、まてよ!
べつに、キムタクが好きなわけではないけど、
「ちょ、まてよ!」って言葉は、キムタクの声で再生される。
どうでもいいことですけど。
で、「ちょ、まてよ!」(苦笑含む)だった。
『レインツリーの国』
を読みたいと思って、図書館で予約したのは、
書店にて『図書館戦争』のシリーズが、
ものすごく気になったというか…なんだか惹かれたからで、
その(表紙の)イメージと、『レインツリーの国』が、凄く違っていたからで…。
どんなの書く男性なんだろうって思って。
読んだのは、単行本。そして、ぐいぐい引き込まれ、
そして、一気に読み上げて、こりゃいいや〜と思い、
あとがきを読んだ後の、「ちょ、まてよ!」だったわけ。
この作品を書いたきっかけに、―― 私の夫が、二回突発性難聴にかかり ――
夫?、私の夫? 夫?!
「おんなかい!!」
早朝、布団の中で、声を上げてしまった。
あたしゃ、この表紙で、勝手に男性だと思っておりやした。
(シリーズ別巻 新刊出ました)
図書館戦争シリーズ、ぱらぱらとみて、
あー、男の人が図書館をテーマにするなんて、
読んでみたい〜♪と思ったんだ。
『レインツリーの国』の伸さんが、なんだか
いいわ〜と思いながら、しかし、男の人は、「こんなやつ、いません」と思ってそう、
なんてことを途中途中で思ったんだ。
そうか、女性か、有川浩…ありかわひろ。
いや、別に作者が男性でも女性でもいいのだが、
基本自分は男性作家の作品に好みが寄りがち。
しかし、やはりこの、ネットでの出会いっちゅうのは、どうだろね。
『ユー・ガット・メール』って映画も好きだけれど、
今のネット社会のことを考えると、あー怖いなぁって思ってしまう。
その辺のつながりを絆って思うのは、危ういなと思う。
ま、この小説の二人は結局、生身で対面するわけだけど。
こういうのって、面白い出会いだ、と、
若者がネットを出会いの場にするのは、やっぱ危うい。