とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

ちょ、まてよ!

べつに、キムタクが好きなわけではないけど、
「ちょ、まてよ!」って言葉は、キムタクの声で再生される。

どうでもいいことですけど。

で、「ちょ、まてよ!」(苦笑含む)だった。
『レインツリーの国』
を読みたいと思って、図書館で予約したのは、
書店にて図書館戦争のシリーズが、
ものすごく気になったというか…なんだか惹かれたからで、
その(表紙の)イメージと、『レインツリーの国』が、凄く違っていたからで…。
どんなの書く男性なんだろうって思って。

レインツリーの国
読んだのは、単行本。そして、ぐいぐい引き込まれ、
そして、一気に読み上げて、こりゃいいや〜と思い、
あとがきを読んだ後の、「ちょ、まてよ!」だったわけ。

この作品を書いたきっかけに、―― 私の夫が、二回突発性難聴にかかり ――
夫?、私の夫? 夫?!
「おんなかい!!」
早朝、布団の中で、声を上げてしまった。
図書館戦争 図書館戦争シリーズ (1) (角川文庫)
あたしゃ、この表紙で、勝手に男性だと思っておりやした。
別冊図書館戦争II (図書館戦争シリーズ 6) (角川文庫)
(シリーズ別巻 新刊出ました)

図書館戦争シリーズ、ぱらぱらとみて、
あー、男の人が図書館をテーマにするなんて、
読んでみたい〜♪と思ったんだ。
『レインツリーの国』の伸さんが、なんだか
いいわ〜と思いながら、しかし、男の人は、「こんなやつ、いません」と思ってそう、
なんてことを途中途中で思ったんだ。
そうか、女性か、有川浩…ありかわひろ。
いや、別に作者が男性でも女性でもいいのだが、
基本自分は男性作家の作品に好みが寄りがち。

しかし、やはりこの、ネットでの出会いっちゅうのは、どうだろね。
『ユー・ガット・メール』って映画も好きだけれど、
今のネット社会のことを考えると、あー怖いなぁって思ってしまう。
その辺のつながりを絆って思うのは、危ういなと思う。
ま、この小説の二人は結局、生身で対面するわけだけど。
こういうのって、面白い出会いだ、と、
若者がネットを出会いの場にするのは、やっぱ危うい。