とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

記憶をたどる

NHK杯男子シングルショート
ふぅむ…なんちゅう点数…。
と思ったのは、もちろん高橋君の90点越え。
それから、哀しくなってしまったトマーシュの点数。
さ、最下位?!トマーシュが最下位?!
いや、トマーシュのは点数なんかどうでもいい、
大丈夫?フリーも滑ることができるの?という、
トマーシュらしくない演技だったのが…。
この二人が争った2007年のNHK杯、いい試合だったなぁ。
今年はどうしてこんなことに…って感じ。
昨日のTVの冒頭、高橋君の後ろからじゃれかかってきた
トマーシュの顔を見た限り、あんなことになろうとは、
全然思えなかったのに。


初めて高橋君のスケートを生で観る機会を得た、2008年8月。
PIW福岡公演の初日第一部公演。
ピアノ曲で、これはジョージ・ウィンストンみたいだ、
と思ったら、そうだった。


その前のシーズンのヒップホップスワンレイクや、
ロミオとジュリエットみたいに熱くなく、
風のように爽やかに滑っている高橋君を、
彼のEXプロ、ノクターンが大好きな自分としては、
うひゃ〜〜〜きたよ、きたよ、
きっと大好物プログラムになるよ〜〜〜!!
と、天にも昇る気持ちで見たのだった。
そう、暑っ苦しいプログラムの中で、暑っ苦しく
跳ぶトリプルアクセルもいいもんだけれど、
爽やか〜なプログラムの中、目の前で跳ばれた
トリプルアクセルの爽やかさに、
この人は、プログラムによって、同じジャンプも
跳び分けてしまうのか?!と、感心したのだった。
エキシビション用か?FPか?
できればFPでお願いします…と思って楽しみに待っていた
中国杯…まさか、ワンシーズン棒に振ることになるなんて。


昨日のNHK杯ショートプログラム
やっぱり、生で見ないとわからんのだろうねぇ。
カナダの時と違うのはスピンがちょっと良かったか?と思ったが、
あの点数だもの。相当良かったのだろう、生でみたかったぁ。
NHKのHPで見れる足元アップの動画見て、
ほぉ〜〜〜っと思う。
まだ伸びて、良くなりそうなのが、嬉しいことだ。


どうも、2007−08シーズンを思い起こさせる。
NHK杯ショートでのジャンプの安定感は、
2007−08シーズンの、ジャンプの安定感に似ている。
転倒すると思えなかった全日本、四大陸選手権あたりに。
それに、プラスした滑りの美しさ。
スピンのレベルアップ。
自分で限界って思わずとことん行ける人なんだなぁ。


今の高橋君を見ていると、あの時見た♪Ocean Waves♪を
カメレンゴ先生が滑らそうとしたのが、わかるような気がする。
音楽は後押ししてくれないが、そんなの必要ないな、
そう思う選手だなぁと思うから。
今季のプログラムを何度も見ながら、
高橋君のラ・ストラーダもすごく好きだけれど、
♪Ocean Waves♪も、きっと魅了するプログラムに
仕上げたろうなぁと思うんだけどなぁ。


いやぁ、もうすぐフリーだぁ〜、ドキドキする〜。
みんな頑張れ〜♪