とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

さりげなく家出

今週は調子よく…と思っていたのに、
またしても休みなすった。
わめきたくなる気持ちを、上の子の手前
抑えようとしたが、うまくいかず、
わんわん泣いてしまい、あげく、
上の子に頭を撫でられるという失態。
ちっ! 

部屋から出てこない下の子を、
じっと待っていても埒が明かないので、
洗濯物干して、買い物行くふりして家出。
図書館のはしごをした。

しかし、朝が食べられないままだったので、
やっぱりお腹は空くし、下の子に昼食も出さず
ってことになったら、また何を言われるか…
と、結局買い物をして1時頃自宅に帰りつく。
プチとも言えない情けない家出であった。

こんなに毎日「今日は行ってくれるだろうか?」
なんてことを考えると、
こっちが朝が来るのが嫌になってしまうじゃないか!
なんてことを考えてしまうが、
まったく、8年後、こいつ…働けてるのだろうか?
なんてことを考えると、愚痴ってばかりもいられない。
また、不安で仕方ない。

でも不安がっても仕方がないので、
私は好きに図書館を楽しむのであった。

本をあれこれと考えながら選んでいる時や、
おお!って本にお目に書かれたときの
心浮き立つ様は、まったくもって幸せである。
こういう幸せな気持ちを、子どもたちに伝えてきた
はずなのに、うまく行かないものだなぁ。

今日の掘出し物は
『小さい牛追い』(岩波書店)のハードカバー。
訳は、少年文庫の訳と同じ、石井桃子さんの訳だが、
表紙や挿絵が中谷千代子さんの絵だった!
初めて見たなぁ〜。
私が小学生の頃はこの本だったのかもしれない。
それから、『くろねこジェニー』の古い本も見つけたし、
『ビーバー族のしるし』と同じものだと思うのだが、
『ビーバーのしるし』という古めの本も見つけた。

こうなると、どっちの訳が自分好みかしら…とか開いてみたりして。
いろいろ読んでから夕方帰りたかったが、
空腹には逆らえず、帰ってきたのだが、
引き籠ると言っていたわりには、居間でプリントなんか
広げて、鼻歌なぞ歌って…ちっ!
お腹を満たしたら、また家出してやるからね。