とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

いつも心がけて

ヤツという言葉を、結構使っているような気がする。
「ねぇ、ヨーグルトすくうヤツ取って」とか
「捨てるヤツ、集めといて」とか。
言葉遣い、悪いなぁ。

昨日職場でも、
「以前使ってたヤツは捨てちゃっていいですか?」
なんてことを、平気で言っちゃうからいかん。

ヤツって、もともと、見下したというか、
侮蔑が込められている言葉だし、
ヤツなんか言わずに、「物」でいいのに、
いつからだろうか、ヤツなんて言葉を
頻繁に遣い始めたのは。
これは、きっと、子どもにも悪影響を及ぼしているはずだ。
というか、子どもからうつされたのかもしれない…
と思わないでもない。

美しい言葉遣いを、いつも心がけていたいものだけれども、
日常会話は、無意識のうちに…ってことが多いので、
気が付いたら、
はっ!なんて言葉を遣ってしまったの?!
(汗…)ってことになっている。

絵本を声に出して読むと、ときどき、
初めて読む本であるのに、すらすらと気持ち良く
読めてしまう本にであう。
この言葉の次には、この言葉が来ることは、
最初から決まっていたみたいな、流れのある美しさ。
日本語って、美しいなぁと感じるもの。

それなのに、最近の自分が喋る言葉は、
どうしてこう、ギスギス、ツンツン、カサカサしているのだろう。
そうカタカナなのだよなぁ。
まぁ、もともと、日本語って、漢字表記だったのだろうけど、
その漢字を旨く簡略化した平仮名って、
まあるくってなだらかで、流れがあって素敵。
日常遣う言葉にも、心を込めていなければなと考えた日だった。

全ては、昨日のお弁当屋さんで、1時間待ちという
初めての体験をしたことによる。