とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

確率・統計

年がばれてしまうかもしれないが、
高校の時の数学は、1年で数学Ⅰ、
2年で基礎解析と代数・幾何
3年で微分積分と確率・統計という教科書を使っていた。
平成になって、そういう分け方はされていないらしい。

確率・統計なんかは、どうも、微分積分ほどは
受験にも重要視されていなかったような記憶がある。

子どもに、お札についている9ケタの記号番号は、
一枚一枚違うのだろうが、一体何枚が限度か?
と訊かれ、アルファベットと、0〜9の数字の羅列をみて、
コンビネーションだと、二人で計算したのは1カ月ほど前。
それがどれくらい正しいかは置いておき、
とにかく、36の9乗を、一生懸命筆算していた我が子。

今、どうしてこの話を思い出したかというと、
昨日、大学病院に数か月おきの検診に行った私たちは、
いつもほど待たずに診察が終わり、
足取りも軽く1階の精算機を目指した。
いつもは、エスカレーターを使うのだけれど、
手前にあるエレベーターが、
ちょうど自分たちのいる階に止まりそうだったので、
そちらで行くことに。
そしたら、出てきた人から「わぁ、こんにちは!」という声が。
こんなところで会う知り合いはいないはずだが…?
と、見ると、義理の妹であった。

びっくりしたのなんのって…。
義理の妹は、仕事で初めてその病院にきて、
ちょっと迷っていたと言っていた。
凄いタイミングだ。
第一、彼女とは、つれあいの実家でしかあったことがない。

こういう偶然というのは、一体どれくらいの確率といえるのか?
どんな計算式で?
天文学的な数値であろうことにくらりとするも、
なにより、義理の妹の仕事が、想像していなかった
大変なものなのだということも知り、
昨日の体験は、ほんとうに感激だった。