とみいよむよむにっき

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微に入り細にわたる

たしか、国語の時間にこういう慣用句を習い、
意味調べをした記憶がある。
何の文章だったかは覚えていないけれど、
きっと論説文みたいなものだったろう。
当時、中高生は大学ノートを使っていて、
国語の場合、横にした状態で縦書きにして使っていた。
上から3センチばかりのところに、横罫を書き足し、
上に言葉、下に調べた意味を書いていた。
あ〜、懐かしいわ〜。
子どもたちは、こういう勉強を全くと言っていいほどしない。
昔は、大体、国語の予習は、新しい漢字の読みを調べ、
意味調べをしていったもんだ。

「微に入り細にわたる」という慣用句は、
「微に入り細を穿つ」という慣用句と同意らしいが、
今、自分のもっている大辞林で調べてみたが、
「微に入り細を穿つ」はあるが、「…細にわたる」の方はない。

慣用句やことわざの辞典が欲しい。
広辞苑だったら、いろんな慣用句が載っているのかな。

私の大辞林には1993年7月7日購入と書いてあった。
そうかぁ、これって、嫁入り道具だったのか。
「微に入り細にわたる」は載っていないけれど、大事に使おう。