とみいよむよむにっき

本のこと、ベランダのこと、おはなし会のこと、日常のあれこれ。

九月三日目

九月に入り、今日から下の子も学校が始まった。
初日からテストがあるなんて…。
まだ、宿題も終わっていないのだそうな。
途中まで、順調に言っていたのに、
漢字200字20ページが終わった時に、きっと、
終わった感が凄かったんだと思う。

なぜなら、親である私も、
一気に漢字を書こうとしていた子どもに、
少しずつやりなさい!と言いながら、
例年同様、これが、最後の宿題だろうと思っていたのだ。
まさか…書き取り嫌いで泣いていたわが子が、
他の宿題より先に漢字を終わらせるなんて思いもせず。

今のこの子には、漢字の書き取りよりもやりたくない
英語というものがあったそうな。
英文の書き取り…それこそが、わが子が避けたい道だったようだ。
そして、英語のノートを買ってきてと言われて、
もう一か月ほど経った気がするが、
ほとんど手を付けていない状態だったと知り、
開いた口がふさがらない。
もう、夏休みは終わったのに?!

ま、気を取り直して、わたしの今月の目標は、
とにかく「読む」、とにかく「覚える」である。

新学期になる前に読み終えた
七つのわかれ道の秘密(上) (岩波少年文庫) 七つのわかれ道の秘密(下) (岩波少年文庫)
これが面白くって面白くって。
ちなみに…
私の面白いという表現は、時々誤解を招くのだが、
ゲラゲラ笑うおもしろさというものとは異なる。
気持ちがぐいぐい引きつけられる興味深さといおうか、
趣があるとでも言おうか…とにかく、
笑える本ではないので、あしからず。
まーあ、トンケ・ドラフト女史の、おはなしのまとめ方といったら、
もう、感心する!の一言。
この本の大団円を読みながら、
大好きな映画「スティング」を思い出してしまったわい。